岩石会議会日メモ

岩石部会ランチョン

2001年9月21日(金)に金沢大学の総合教育棟B3会場で行なわれた.

石渡行事委員か ら委任状提出者が紹介され確認の後,以下の議題を審議した.

1.部会の体制について

任期は総会から総会までで2年間が慣例であることを確認(再任についての規定 はありません).

部会長     鳥海光弘(東大)
広報      乾 睦子(国士館大)
行事      次期学会開催地の新潟から選出
各賞委員会担当 広井美邦(千葉大)
事務局     東大から

2.地球惑星合同大会の定番セッション「岩石・鉱物・資源」の岩石部会選出の2002年度コンビーナー候補者について.
候補者を検討後,部会長の責任でコンビーナーを決めることとなった.学会後,小出 良幸(神奈川県立 生命の星・地球博物館)がコンビーナーを受諾.

3.報告事項

(a) ISRGA(Rodinia,Gondwana,Asiaの形成に関する国際会議:大阪市大,2001年10月26−30日)
渡辺(北大)プログラム委員より取り組み状況が簡単に紹介された.参加予 定者は300名近い.

(b) Lherzolite国際会議(様似,北海道,2002年8月26日−9月3日)
小畑(京大)準備委員長から報告. 国際的に高い関心がもたれている.エ クロジャイト会議の翌年で補助を受ける点で不利になっているようである.

(c) ハットン・シンポジュウム
中島隆(産総研)事務局長より報告.開催時期は2003年であるが,IUGGの開 催日が早まったため9月に移す可能性があることが紹介された.会議場は愛知大学 .委員長は石原舜三(元工技院院長)

(d) IMA2006
榎並(名大)準備委員から報告

(e) 西山(熊大)から,2003年に倉敷で開催されるGoldschmidt symposiumには岩石関係者も積極的に参加してはどうかとの提言があった.

(f) 第6回エクロジャイト国際会議(9月1日−7日:新居浜市ほか)が成功裡に終わったこと が平島(京大)国際エクロジャイト会議委員長から報告された.巡検は健脚向きの ほか,国領川・銅山川沿いの比較的平易なコースも企画され,好評であった.参加者 は前回開催地のスイス,前回フィールドワークショップ開催地のロシアのほかアメリ カ,韓国,中国,ドイツ,チェコなどから約130名.この会議の前には早稲田大学で 超高圧変成岩のワークショップが行なわれ,これも盛会であった.このワークショッ プは小笠原(早大),丸山(東工大)さんのグループが中心になって準備された.

文責 渡辺暉夫